光は、ただ空間を照らすものではありません。 選び抜かれた最高級のステンドグラスを透過するとき、 そこには建築と芸術を結ぶ 「物語」が生まれます。
ルヴェールが扱うのは、世界でもごく限られた工房でしか取り扱えない特別なガラス── フリモント、ランバーツ、フィッシャー、 ハートリードウッド、リンズ等。 いずれもヨーロッパの伝統技法を受け継ぎ、百年以上の歴史を背景に生み出される芸術素材です。
それぞれのガラスは、工業製品にはない深い色彩と光の表情をもち、 住宅、礼拝堂、ホテル、迎賓館といった特別な空間に格調と永遠性を 与えてきました。 昼と夜、四季の移ろいによって変化する色と陰影は、訪れる人に唯一無二の体験をもたらします。
ルヴェールは、この世界最高峰のアンティークステンドガラスを用いて、空間に新たな物語を刻む作品をお届けします。 光が語るのは、あなただけの唯一無二の物語です。
ステンドグラスの美しさを決定づけるのは、ガラスそのものです。
しかし、そのガラスは誰もが手にできるものではありません。
ルヴェールが扱うのは、フリモント、ランバーツ、フィッシャー、ハートリードウッド、リンズ──
いずれも世界的に名高い工房によって生み出された、最高級のステンドグラス用ガラスです。
中には、すでに廃業し、二度と生み出されることのないガラスも存在します。
それらはまさに「芸術遺産」と呼ぶべき希少な素材であり、現存する一枚一枚が唯一無二の価値を宿しています。
透明感に満ちたランバーツ、揺らぎを抱いたフリモント、繊細な光を放つフィッシャー、
温もりを宿すハートリードウッド、そして力強く個性を刻むリンズ──
それぞれのガラスが、建築と光を結び、空間に永遠の物語を刻みます。
ここにご紹介するのは、ルヴェールが大切に扱う「世界最高峰のガラス図鑑」。
その歴史と魅力を知ることは、光の芸術を理解する第一歩となるでしょう。
アメリカ・シアトル近郊に工房を構えるフリモント社は、伝統的な吹きガラス技法を用いて制作を続けています。
20世紀中盤のアメリカ工芸復興運動から生まれ、手吹きによる「ゆらぎ」と深みのある発色が特徴です。
世界でも数少ない現役の吹きガラス工房であり、今も美術館修復や特注建築に選ばれる貴重な存在です。
1906年にドイツ・バイエルン州ヴァルトザッセンで創業したランバーツ社は、現存する世界屈指の吹きガラス工房です。
透明度の高さと均一な発色を誇り、数百色以上のカラーバリエーションを生み出しています。
現在も手吹き製法を守り、ヨーロッパの教会や公共建築、現代建築に広く採用されています。
ドイツに工房を持つフィッシャー社は、20世紀初頭からステンドグラス用ガラスを制作。
鮮やかな発色と柔らかな質感が特徴で、芸術性の高い建築や装飾空間に選ばれます。
その繊細な光の表現は、現代建築においても独自の存在感を放ち続けています。
19世紀末から20世紀にかけてイギリス・サンダーランドで製造されていたハートリードウッド社のガラスは、英国的なクラシックカラーと柔らかな光の透過性が特徴です。
残念ながら工房はすでに廃業しており、新たな生産は行われていません。
現存する在庫のみが市場に流通しており、今では「時を閉じ込めた芸術素材」として極めて希少な存在となっています。
リンズガラス(Lins Glass)は、
ドイツ製(西ドイツ時代) のアンティーク/ヴィンテージガラスです。
かつて西ドイツに存在した リンズ社(Lins社) が製造しており、すでに廃業しているため現在では生産されていません。
そのため市場に出回るのは在庫やコレクター放出品のみで、希少価値が非常に高くなっています。
特にパープル系や重厚な色味に特徴があり、同じドイツ製の ランバーツ社 とはまた違った独特の雰囲気を持つガラスとして知られています。
工業製品にはない「深み」と「ゆらぎ」
歴史ある製法がもたらす「永続的な美」
廃業により失われた工房の遺産としての「希少価値」
光と建築を一体化させる「芸術性」
ルヴェールは、これらの特別な素材を扱い、その価値を未来へ受け継ぐステンドグラスを創造しています。
世界最高級のステンドグラス用ガラスは、単なる装飾素材ではなく、
歴史と伝統、そして失われゆく技術を受け継いだ「芸術遺産」です。
フリモントの揺らぎ、ランバーツの透明感、フィッシャーの繊細さ、
廃業したハートリードウッドの温もり、リンズの力強さ──
それぞれのガラスがもつ物語は、光に透かされ、永遠に輝き続けます。
ルヴェールは、このかけがえのない素材を扱い、
光が描き出す唯一無二の物語を、未来へと受け継いでまいります。